CONERI にお越しください！

企業の伝える仕事は、
伝える内容（コンテンツ）と
露出媒体と露出回数の掛け算によって
効果が変わってきます。

３つの変数を、闇夜に鉄砲のごとく
変えてしまっては
何が合理的かわからくなります。
科学的にやっていきましょう。

初回のご相談は無料です。
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【料金のご案内】

A　日々の情報発信の指導、アドバイス
・月額５万円（税別）
・半年に一回の対面指導
・１年ごとの契約更新

B　「伝わるコミュニケーション戦略」
・コンサルティング料　月額30万円（税別）
・１年ごとの契約更新

C　講演・セミナー
・テーマ「言葉と経営」（90分15万円〜）
＊制作は、上記メニューのオプションとして都度お見積り。

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【今日のキャッチフレーズ_391】

訃報。グラフィックデザイナーでアートディレクターの長友啓典（ながとも・けいすけ）さんが４日、死去。近年では、全日空の機内誌「翼の王国」ではエッセー連載でご存知の方も多いと思います。個人的には10年ほど前、わたしの師匠も編集団の一人である読むデザインマガジン「クリネタ」の編集団のトークショーを開催させていただいた折、ゴルフをご一緒させていただき、多くの金言を心に刻みました。ゴルフのうまくないわたしに、やさしく接していただいたとき、長友さんのふところを感じました。その長友さんは、スポーツ紙にゴルフ記事を連載する腕の持ち主。しかし、すべては努力の人でした。学生時代に、デッサン1000枚を描くことが大事と長友さん。そこまでしないと「（線が）おっかなびっくり」になると言われました。線一本に、やったことの自信が出ると言うのです。わたしが、日々投稿をしているこのスタイルも、長友さんの刺戟がなければやっていないと思います。長友さんは「日々＠好日」と題したブログで、「アササン」（朝の散歩）中の風景や、昨夜食べた料理の写真（これはこれで、ブログの前で箸を持って待っているファンがいるというほど）を本当に毎日、欠かさず投稿されていたのです。散歩すると決めれば、毎朝し、写真を投稿すると決めれば、毎朝する。お招きさせていただいた日も、カメラを持って散歩されていました。コツコツやったことは裏切らないという生き方を、納得感をもって教わりました。一緒に巡った松山の温泉で、天皇陛下が入られた温泉だとして、お湯を張らずに展示しているのをご覧になられて、「残念だ」と。自分がそこに入れないからではなく、こういうものは使われてこそ価値があるということをおっしゃいました。しまい込んだ器ではなく、それを使うことにこそ価値があるということでしょう。長友さんの価値観に触れた気がします。近年は、「クリネタ」の発行のたびにご活躍を拝見し、わたしは、ささやかな挿絵を一度お願いした程度で、いつか再びお会いして金言をお聞きしたいと思いながらも不義理が続き、ついには逝去されてしまいました。しかし、わたしのなかに、長友さんの言葉は価値観として息づいています。出会いはわたしが二十歳のとき。伊集院静さんの小説の挿絵を描いておられ、こころを奪われた、憧れの人でした。憧れの人と一度は触れ合え、一緒に酒も呑め、遠く離れていながらも、「クリネタ」を通して、そのご活躍のぬくもりを感じられて幸せでした。ご冥福をお祈り申し上げます。