2007年06月05日

どうか、正しい希望を。

希望に正しいも間違っているもないのでしょうが、
ことクリエイター志望者に関しては、誤りではないか、と思うことがある。
「広告が作りたいのです」。
という希望は、最近どうも健全ではないと思うようになった。
私の仕事は、「クライアントの課題を解決すること」だと常々思っている。
それにビジュアルが必要なら優れたアートディレクターにお願いするし、写真が必要ならフォトグラファーに依頼する。コピー1本で課題が解決するなら、シンプルでいいと思う。しかし、いずれもまず、課題は分かりやすい言葉に置き換えられていなくてはならない。それによって、はじめて共通の認識が生まれ、思考が始まる。
しかし、これと「広告を作りたい願望」はまったく違う。
もちろん、コピーライターだからといって「コピーを書きたい願望」は、健全な願望ではないと思う。
それが必ずしも「課題を解決すること」ではないからだ。コピーによる課題解決は、私のストライクゾーンではあるが、それ以外の可能性も探ることが大切だということです。

広告を作りたいというのは、クリエイターとしての願望であり、
課題を解決して欲しいというのは、クライアントの切実な願いだ。
両者の間には、グランドキャニオン以上の乖離があると思うのですが。


posted by CONERI at 09:07| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
umieさんのブログからこちらを知り、いつも楽しく読ませて頂いています。
いいものを産み出すには、とにかくよく考えること、時間を費やすことが大切と思いますが、
何より大事なのは「課題の解決」ができているか、ですね。
勉強になりました。ありがとうございました。
Posted by norux at 2007年06月05日 11:40
noruxさんありがとうございます。「見えないココロの橋渡し」ということですね。「ALO+HA!」のサイトも訪れてみます!
Posted by CONERI at 2007年06月05日 14:21
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ココロの橋渡し、が商品です。
Excerpt: 今日読んだとあるコピーライター、CONERIさんのブログ。 「広告を作りたいというのは、クリエイターとしての願望であり、  課題を解決して欲しいというのは、クライアントの切実な願いだ。  両..
Weblog: ALO+HA!
Tracked: 2007-06-05 11:42
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