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世の中、相対的判断です。
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あさ、寒いなあ〜と思って気温を見ると
6度あるじゃありませんか!
真冬の零度というようなことはない。
しかし、寒い。
人は、相対的に判断しているのですね。
三寒四温で温かい日があったり、
日中の太陽のもとでのぽかぽかが、
朝の6度を寒いと思わせる。
自社ががんばっても、
競合他社がもっとがんばると
自社のお客さんからの見方は、
相対的に低下してしまいます。
学校の成績と同じで、
世の中も相対的判断。
こういうなかで、企業がやるべきは2つ。
絶対的な評価で来てもらえるような戦略。
戦略という大げさなことではなくても、
例えば、経営者が知り合いで贔屓にしている
というのもその一つでしょう。
もう一つは、相対的判断に勝てるように、
競合他社を下に見せることができる戦略。
アップル社は工場を持ちません。
でも、ものづくりの企業というイメージがある。
工場やエンジニアを低めて、企画の地位を
相対的に高めている例ですね。